今回は『着物と帯の組み合わせ』として
【どの着物】と【どの帯】がセットで着られるのか
を、一覧表で ”わかりやすく・見やすく” まとめていきます。
着物と帯の組み合わせ|一覧表&画像
着物と帯の組み合わせ
「着物と帯の組み合わせ」は以下の通り!
着物・帯の組み合わせ一覧表
袋帯(金銀入り) | 袋帯(金銀なし) | 名古屋帯 | 半幅帯 | |
黒留袖 | ◎ | △ | × | × |
色留袖 | ◎ | △ | × | × |
振袖 | ◎ | △ | × | × |
訪問着 | ◎ | ◎ | × | × |
付け下げ | ○ | ◎ | ◎ | × |
色無地 | ○ | ◎ | ◎ | × |
小紋 | △ | ◎ | ◎ | ○ |
紬 | × | ○ | ◎ | ○ |
化繊 | × | ○ | ◎ | ○ |
木綿 | × | ○ | ◎ | ○ |
ウール | × | ○ | ◎ | ○ |
御召 | × | ○ | ◎ | ○ |
浴衣 | × | × | △ | ◎ |
以上が、簡単な「着物と帯の組み合わせ」です。
基本的には
着物の格 < 帯の格 (着物の格より、帯の格を高くする)
ことが「着物のルール」ですが
必ず上の一覧表の通りに組み合わせなければならないわけではない
ということはよく覚えておいてください。
例えば
落ち着いた色柄の「訪問着」であれば「名古屋帯」も可能
ですし
「訪問着」の柄をした「化繊着物」なら「袋帯」もよく似合います。
大事なポイントは
着物と帯の組み合わせに【違和感がない】こと
で
カジュアルな着物 ⇒ カジュアル ~ ちょっと立派な帯
セミフォーマルな着物 ⇒ けっこう立派な帯
フォーマルな着物 ⇒ とても立派な帯
というイメージを持っておいてください。
もし「着物と帯の組み合わせ」に迷ったら
周りにいる着物に詳しい人
着物屋さんの店主
着付け教室の先生
など聞いて
組み合わせに【違和感がないか】を聞いてみる
ようにしましょう。
とくに「着物と帯の組み合わせ」に自信がない ”着物初心者~中級者” の人は
ぜひ着付け教室に通って、「着物の着方 ~ 立ち振る舞い」まで正しく学ぶ
ことをおススメします。
最近では、全国各地に
ボランティアやNPO法人(非営利団体)運営の格安の着物教室がある
ので
一通り習得するまでに「5,000円~1万円ほど」の費用
しかかかりません。
ただ
お金はかからないけれど時間はかかる(10~30時間ほど)
ため
根気は必要
な点にはご注意を!(途中でやめることは簡単ですが…)
以上、「着物と帯の組み合わせ/一覧表&画像」についてまとめました。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>