今回は『浴衣(ゆかた)』として
1、【浴衣】とは?
2、帯、紋(もん)、足袋(たび)…どうしたらいい?/【ルール・マナー表】
の2つを中心に、「きもの初心者向け」に ”わかりやすく・読みやすく” まとめていきます!
浴衣とは?|帯・足袋・半えりはどうする?
浴衣とは?
まずは『浴衣とは?』から。
『浴衣』とは
素肌に直接着ることができるように ”簡略化した着物” のこと(長じゅばんがない)
で
夏祭りや花火大会に着ていく着物
というイメージが広く定着しています。
しかし、意外と知られていませんが
上質な素材の浴衣は、「ふだん着用」の着物としても◎
です。
例えば、家の洗濯機でも洗える
であれば、夏の期間は1日中着ておくことができます。
『浴衣』の素材で一番おススメなのは、ずばり
化繊
です。
『化繊着物』は
涼しさ
丈夫さ
着やすさ
着心地の良さ
手入れの簡単さ
どれをとっても非常に優秀で、しっかりしたものなら4~5年は十分に着続けることができるでしょう。
逆に
1シーズンの数回だけ浴衣を着たい
という人は
安物で柄が気に入ったもの
をチョイスするか
レンタル浴衣を利用する
『浴衣』はこんな方におすすめ
- 夏祭り、花火大会で着物を着たい人
- 夏に涼しい着物を着たい人
- 手入れが簡単な着物を着たい人
『浴衣』の価格は
素材
柄・色合い
によって大きく変わりますが
安いもの ⇒ 7千円~
しっかりしたもの ⇒ 1.5万円~
で一式そろえることができます。
『浴衣』を着る人は、着物初心者の方が多いと思うので
セット商品を購入
することで
細かい着物のルール・マナーは考えない
のがおススメです。
ただし
『浴衣』をフォーマルな場(立派なパーティ・高級レストラン・観劇)で着るのは ”絶対NG”
なので、そこだけはよく覚えておいてください!(しばしば浴衣でフォーマルな場に出てきて雰囲気を壊す人がいますので…)
以上、『浴衣』について簡単にまとめました。
『浴衣』のポイント 1、直接肌に着る【簡易着物】 2、【夏祭り・花火大会】など、催し物で大活躍 3、素材がしっかりしたものなら【ふだん着用】として◎ 4、【カジュアルな場】でのみ着用可能
浴衣の帯、紋、足袋…どうしたらいい?/ルール・マナー表
ここからは『浴衣の帯、足袋、半えり…どうしたらいい?/ルール・マナー表』です。
『浴衣着用のルール・マナー』として
1、帯
2、帯揚げ・帯締め
3、紋(もん)
4、半えり
5、じゅばん
6、足袋・ぞうり
7、バッグ
8、小物
9、ヘアメイク
の合わせ方をご紹介します。
浴衣着用のルール・マナー表
浴衣 | |
帯 | 『半幅帯』(素材は自由) |
帯揚げ・帯締め | 好きな色・柄でOK! |
紋 | 紋なし |
半えり | 好きな色・柄でOK! |
じゅばん | 好きな色・柄でOK! |
足袋・ぞうり | 足袋は色・柄OKだが、ぞうりよりも下駄の方が良い/足袋なしOK |
バッグ | 和なカジュアルバッグ |
小物 | 時計・アクセ・扇子は和基調のセンスの良いものを! |
ヘアメイク・ネイル | 好きな髪型・ネイルでOK! |
『浴衣』に関しては
ルール・マナーを気にせず、浴衣一式セットをそのまま着ればOK
です。
ただし、1点だけ!
繰り返しになりますが
あらたまった場所(セミフォーマル以上の場)には絶対に着ていかない
ことだけは、くれぐれもご注意を!!
以上、『浴衣のルール・マナー』について簡単にまとめました。
これにて『浴衣とは?/帯・足袋・半えりはどうする?』は終了です。
お読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『浴衣とは?/帯・足袋・半えりはどうする?』まとめ
浴衣とは?
・ 着物とは、着やすさを重視した夏用の簡易着物のこと(じゅばんがない)
・ 夏祭りなどカジュアルな場で着用可能
・ 素材が化繊・木綿などなら、夏場はふだん着としてずっと着ていられる
・ セミフォーマル・フォーマルな場での着用はNG!
浴衣着用のルール・マナー
1、帯 ⇒ 半幅帯
2、帯揚げ・帯締め ⇒ 自由
3、紋 ⇒ 紋なし
4、半えり ⇒ 自由
5、じゅばん ⇒ 自由
6、足袋・ぞうり ⇒ 自由だが、ぞうりよりも下駄
7、バッグ ⇒ 和
8、小物 ⇒ 和基調
9、ヘアメイク・ネイル ⇒ 自由