今回は『ウール着物』として
1、【ウール着物】とは?
2、帯、紋(もん)、足袋(たび)…どうしたらいい?/【ルール・マナー表】
の2つを中心に、「きもの初心者向け」に ”わかりやすく・読みやすく” まとめていきます!
ウール着物とは?|帯・足袋・半えりはどうする?
ウール着物とは?
まずは『ウール着物とは?』から。
ウール着物とは、その名の通り
”ウール(=羊の毛)素材” でできた着物
のことです。
洋服でもウール素材はよく見かけますが、着物でも同じように
保温性が非常に高く、真冬にも着ることができる
という点が最大のメリットです。
他に ”保温性の高い着物” として
『木綿着物』
もありますが、一般的に着物は
『木綿素材』よりも『ウール素材』の方が暖かい
と考えてください。
『ウール着物』のデメリットは、ずばり ”2つ” です!
1、水洗いできない(自宅で洗濯不可)
2、あらたまった場所(セミフォーマル以上の場)には着ていけない
そのため
の方を選ぶと良いでしょう。
『ウール着物』はこんな方におすすめ
- 冬にも着物を着たい人
- カジュアル用の着物を探している人
- 着物にかける費用を押さえたい人
ウール着物は、柄によって価格が変わる傾向にありますが
安いもの ⇒ 1.5万円~
小紋柄などしっかりしたもの ⇒ 3.5万円~
が一つの目安になります。
価格だけをみるなら
『木綿着物』の方が安め
ですが
寒い時期にも、ずっと着物を着ていたい人には『ウール着物』が一番おススメ
です。
以上、『ウール着物』について簡単にまとめました。
『ウール着物』のポイント 1、【ウール素材】でできた着物 2、【保温性抜群】で全着物の中でトップクラスの暖かさ(真冬でもOK) 3、【カジュアル】な場で着る 4、【低価格】で買いやすい
ウール着物の帯、紋、足袋…どうしたらいい?|ルール・マナー表
ここからは『ウール着物の帯、足袋、半えり…どうしたらいい?|ルール・マナー表』です。
『ウール着物着用のルール・マナー』として
1、帯
2、帯揚げ・帯締め
3、紋(もん)
4、半えり
5、じゅばん
6、足袋・ぞうり
7、バッグ
8、小物
9、ヘアメイク
の合わせ方をご紹介します。
ウール着物着用のルール・マナー表
木綿 | |
帯 | 金銀なしの『名古屋帯』or『半幅帯』 |
帯揚げ・帯締め | 好きなものでOK! |
紋 | 紋なし |
半えり | 好きなものでOK! |
じゅばん | 好きなものでOK! |
足袋・ぞうり | 足袋は色・柄自由、ぞうりは台(かかと)の低いもの! |
バッグ | カジュアルなもの |
小物 | 時計・アクセ・扇子は、和基調で目立たない小物の方がウール着物に合う! |
ヘアメイク・ネイル | 髪はコンパクトに、ネイルはウール着物の柄に合わせる! |
『ウール着物』は
カジュアル用の着物
なので
細かいルール・マナーは気にせず、好きにアレンジしてもOK
です。
ただし
高級料亭やレストランなど、立派な場所には着ていかない!
小物、帯などすべてに ”金銀の色” は含めない!
ということだけは必ず守ってください!
以上、『ウール着物のルール・マナー』について簡単にまとめました。
これにて『ウール着物とは?|帯・足袋・半えりはどうする?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
『ウール着物とは?|帯・足袋・半えりはどうする?』まとめ
ウール着物とは?
・ ウール着物とは、羊毛素材(=ウール)で作られた着物のこと
・ 保温性が高く、冬場におススメ(逆に夏は暑い)
・ カジュアル用の着物で、あらたまった場所に着ていくのはNG
・ 価格は安いものが多く、はじめて買う一着にはおススメ
・ 着付けは自由度が高く、かなりアレンジしてもOK
ウール着物着用のルール・マナー
1、帯 ⇒ 名古屋帯 か 半幅帯
2、帯揚げ・帯締め ⇒ 好きなもの
3、紋 ⇒ 紋なし
4、半えり ⇒ 好きなもの
5、じゅばん ⇒ 好きなもの
6、足袋・ぞうり ⇒ 足袋は自由、ぞうりは台の低いもの
7、バッグ ⇒ カジュアル
8、小物 ⇒ 和基調
9、ヘアメイク・ネイル ⇒ コンパクトにウール着物着物に合わせる