今回は『足袋(たび)のお手入れ』として
1、洗濯のポイント
2、しつこい汚れの落とし方
の2つを中心に、”わかりやすく・見やすく” まとめていきます。
足袋の洗濯・汚れの落とし方
足袋洗濯のポイント/しつこい汚れの落とし方
『足袋の洗濯』のポイントは以下の3つ!
① 汚れが目立たないなら、そのまま洗濯機へGO! ② 汚れがみえるときは、歯ブラシを使った ”簡単手洗い” を! ③ 着物をクリーニングに出すときは、足袋も一緒にキレイにしてもらう!
① 汚れが目立たないなら、そのまま洗濯機でOK!
まず「足袋の汚れ」が【目に見えないほどわずか】なときは
ほかの洋服と一緒に、洗濯機で洗ってしまってOK
です。
一応
「高級な足袋」の場合には、ネットで保護して洗濯
することをおススメしますが、実際はそれほど気にする必要はありません。
また、最近の足袋は
洗濯しやすい生地・色素が使われている
のですが、念のため
色落ち
には注意しておきましょう。
色落ちするかどうかの確認は
「食器洗い用の洗剤」をタオルに染み込ませる
⇒ 足袋の土踏まずの場所(履くと見えなくなる場所)をタオルでトントンする
⇒ 色がタオルに移るかチェック!
で確かめることができます。
足袋を洗ったあとは
【しっかりとシワを伸ばして】から、ほかの洋服と一緒に干す
でOKです。
ポイントは
シワをしっかり伸ばす
ことで
型崩れの防止に効果的
です。
確かに
アイロンをかけることで、次に履いたときのシワが目立たなくなる
のですが
足袋のシワはしばらく履いていれば、自然に目立たなくなる
ため
あえてアイロンがけする必要はない
でしょう。
もしアイロンがけをする場合には
つま先部分を引っ張りながら、くるぶし側からアイロンをかけていく
とキレイに仕上げることができます。
② 汚れがみえるときは、歯ブラシを使った ”簡単手洗い” を!
「汚れが目立たないとき」は洗濯機へGOでしたが
汚れが目にみえるときは【手洗い】
をしてください。
「手洗い」といっても面倒なことはなく
洗剤(or 石鹸)をつけた「歯ブラシ」で、汚れの部分をこするだけ
でOKです。
ほとんどの汚れは「歯ブラシ」で落ちるはずですが、それでも汚れが落ちない時には
洗面器に洗剤を入れて(スプーン1杯分くらい)、一晩足袋を浸ける
ようにしてください。
あとは
シャワーをかけながら、足袋同士をこすり合わせて洗剤を落とす
か
そのまま洗濯機に放り込む
でOKです。
③ 着物をクリーニングに出すときは、足袋も一緒にキレイにしてもらう!
最後に、着物をよく着るようになると
週に1回、クリーニングに出す
ことが多くなると思いますが、そのとき
合わせて足袋も一緒にクリーニングに出す
のがおススメです。
自宅ではどうしても落としきれない汚れがキレイになるので、次に履いたときの気持ちよさがかなり違うはずです。
ただ
着物のクリーニングは一般的なお店では対象外
となっているので、ネット宅配の
リネット
など定評のある専門店に依頼するようにしてください。
以上、『足袋洗濯のポイント/しつこい汚れの落とし方』についてまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
『足袋の洗濯・汚れの落とし方』まとめ
① 汚れ少
⇒ 洗濯機へGO!
② 汚れ大
⇒ 手洗い(洗剤をつけた歯ブラシでこする or 洗剤に一晩浸ける)
③ クリーニング
洗濯のポイント
・ 干すときには、シワをしっかり伸ばすこと!
・ アイロンはわざわざかけなくてもOK!
・ 色落ちチェックは一応やっておくこと!