このページでは『着物の格』として
【着物の格】を見分ける方法(3つのポイント)
について、”わかりやすく・丁寧に” 回答いたします。
着物の格の見分け方|フォーマル?カジュアル?
着物の格の見分け方
「着物の格」は
パッと見だけでも十分にわかる
ものがほとんどで
見るべきポイントは ”3つ” だけ
です。
1、絵柄
2、紋 3、染め or 織り
「絵柄」による着物の格
まず1つめのポイントは
着物の絵柄
で
絵柄が途中で「途切れていない」or「途切れている」
で格を見分けることができます。
絵柄が
途切れていない ⇒ 格が高い
途切れている ⇒ 格が低い
が一般的。
切れ目のない一枚絵(=絵羽模様)
絵柄が縫い目で途切れていたり、そもそも柄がなかったり
しています。
また
柄の上下があるかどうか
でも格を見分けることができます。
セミフォーマルな着物である「付け下げ」のように
模様に上下がある(さかさまにすると変) ⇒ 格が高い
となります。
「紋」による着物の格
「着物の格を見分けるポイント」の2つ目は
紋がいくつあるか
です。
紋の数が多いほど一般的に格は高くなり、格が高い順に
五つ紋 > 三つ紋 > 一つ紋 > 紋なし
となります。
「染め or 織り」による着物の格
最後の「着物の格を見分けるポイント」は
「染めの着物」か「織りの着物か」
です。
一般に
染めの着物 > 織りの着物
の格順となっています。
染めの着物 ⇒ 糸を布にしてから、染色する = 後染め
織りの着物 ⇒ 糸を染色したあとに、布にしていく = 先染め
なので、慣れてくればパッと見で区別できるようになります。
ただ、「染めか織りか」は必ずしも着物の格と一致しているわけではないので、基本的には
「絵柄」と「紋」で着物の格を判断
した方が良いでしょう。
以上、『着物の格の見分け方/フォーマル?カジュアル?』についてまとめました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>