今回は『着物のＱ＆Ａ』として
着物で【教会の結婚式】に参列しても大丈夫なの？
という質問に、”わかりやすく・丁寧に” 回答いたします。
着物で教会の結婚式に参列しても大丈夫？
着物、教会の結婚式への参列
結論から述べると
「着物での教会結婚式への参列」はマナー上ＯＫ
です。
ただし
違和感を感じる人がいる
のもまた事実。
教会はキリスト教という【洋】
である一方
着物は日本固有の【和】
であるため
「場違い」だと感じる年配者の方はたまにいる
ため、少し注意は必要です。
そのため、「教会結婚式に着物を着ていく」場合には
少なくとも【新郎新婦の許可】はもらっておきましょう（事前に報告すればＯＫ）
（※ 念のため、新郎新婦経由でご両親にも報告しておくとより安心できます）
そもそも
着物は【日本の伝統衣装】であり、【日本人の第一礼装（フォーマル衣装）】
であり、実際に
チャペルウエディングに着物を着ていく人は多い
のが実情なので、それほど心配する必要はないでしょう。
加えて
結婚式の本来の意味合いは「幸せをみんなで祝い、婚姻を成立させる」
ことにあるため
場を華やかにする着物は、周りから好印象を持たれることが多い
傾向にあります。
とくに
外国人が多く参列する場合
海外で結婚式を行う場合
では
周囲の評判はすこぶる良い
ため
事前に着物で参列する旨を、きちんと主役には伝えたうえで
積極的に着物を着用していってください。
ただ、繰り返しになりますが
本来【教会】と【着物】はミスマッチ
で
違和感を覚える人はいる
ということは承知しておいてください。
教会での結婚式には
の３つがおススメです。
結婚式に参列する機会がどれくらいあるか
にもよりますが、７回以上参列する人には
購入の方がおススメ
です。
購入の場合には
色留袖 ⇒ ３０万円～
付け下げ・色無地 ⇒ １５万円～
が一つの目安で、必ず
生地・柄がしっかりした着物を選ぶ
ように注意してください。
着物は初期費用さえかかりますが
しっかりしたものは一生着続けることができる
うえに、結婚式以外でも着用しやすいため、日本人として一着は持っていてほしいと強く願います。
２０代の方など、着物を購入する余裕がない場合には
レンタルで費用を抑える
方がおススメです！
ただし
着物レンタルは、１０回以上借りると購入価格と大差なくなる
ことが多いので注意してください。
着物レンタル費用の目安は
色留袖 ⇒ ３万円～
付け下げ・色無地 ⇒ １.５万円～
となっています。
※ 参考・引用もと
レンタル・価格重視 ⇒ wargo（ https://kyotokimono-rental.com ）
レンタル・品質重視 ⇒ 着物レンタル365（ https://www.kimono-365.jp ）
購入・価格重視 ⇒ Amazon（ https://amazon.co.jp/Keywords=kimono 
）
購入・種類重視 ⇒ 楽天（ https://rakuten.co.jp/search=kimono ）
おおよそ
１０回レンタルすれば、購入するのと同じ価格
に設定されていますが
着物は売ることで購入時の半額ほどで買い取ってもらえることが多い
ことを考慮すると、結果的には購入した方がお得なケースが多いかもしれません。
せっかくの結婚式という晴れ舞台なので、この機会に一着自前の着物を揃えてみては…？
以上、『着物で教会の結婚式に参列しても大丈夫？』について解説しました。
最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>
『着物での教会結婚式への参列』まとめ
着物で教会の結婚式に参列しても大丈夫？
・ 着物での教会結婚式への参列は【ＯＫ】
・ ただし、場違いだと感じる年配者の方もいるため、新郎新婦には事前に報告を
・ 教会用の着物としては、華やかな色無地・付け下げ・色無地の３つがおススメ
・ 着物は購入した方がいいが、費用を工面できない場合にはレンタルもあり（レンタル費用は購入金額の1/10ほどが目安）