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【着物】雨の日対策まとめ!

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今回は『着物の雨の日対策』として、とくに効果的な

1、雨コート & 雨傘

2、着物クリップ or 腰帯

3、雨草履 or 草履カバー

4、替え足袋 & 足袋カバー

5、手ぬぐい & 防水スプレー

の5種類を、画像付きで ”見やすく・わかりやすく” まとめていきます!

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【着物】雨の日対策まとめ!

雨コート & 雨傘

雨コート』は

カッパのように着物全体を覆う【撥水コート】

着物を【水滴・水はね】から守るうえで ”必須のアイテム”

です。

 

 ワンピースタイプの【一部式雨コート】

 上下に分かれた【二部式雨コート】

の2種類がありますが、機能面・経済面から

【二部式雨コート】がおススメ

(詳しくは『雨コートの種類と選び方!』を参照)で

「Amazon( https://www.amazon.co.jp/search=着物+雨コート )」や「楽天( https://rakuten.co.jp/search=着物+雨コート )」などで売られている格安品でも十分な撥水性能

があるうえ、雨コートには

”格” や ”季節柄” に着物特有の決まりごとがない

ので、純粋に

自分が気に入った柄の雨コートを選んで大丈夫!

です。

 

同様に『雨傘』に関しても

好きな絵柄を選んで大丈夫

なので

雨コートとの調和を意識してコーディネート

してください。

 

最近では、雨コートは5,000円ほど、雨傘は 3,000円ほどから十分な撥水性能を有した商品が揃っているので、着物を長持ちさせるためにも

雨コート・雨傘は最優先で調達

しましょう!

 

 

着物クリップ・腰帯

着物クリップ』『腰帯』ともに

着物の端が雨でぬれないように、裾をたくし上げて固定

するために使います。

 

とくに

簡単なのは『着物クリップ』の方

で、

裾を持ち上げて帯にとめるだけ

で大丈夫です。

 

着物クリップの見た目は ”和柄の洗濯バサミ” のようですが

留め具にゴムが使用されていて着物生地が傷まないように設計

されているので、100均のクリップではなく専用品を購入しましょう。

着物クリップ・腰帯ともに1,000円もだせば十分な品質素材が揃えられます。

 

 

雨草履・草履カバー

雨草履(あまぞうり)』は

足袋が雨に濡れないように、足先に爪皮をかぶせた草履

のことで

草履自体に撥水コーティング

をしていることに加えて

草履裏には合成ゴムを使ってすべり止めを施している

のが一般的です。

 

雨対策としても非常に効果的ですが、スリップ防止と防寒対策としても有効なので、雪のよく降る地域でよく見かけます。

爪皮が外れない草履一体型なので、やや値段は張り 5,000円~1万円ほどしますが、雨の日に限らず冬に毎日履くことができるので、履物を1種類増やす感覚で揃えることができます。

 

一方、『草履カバー』は草履全体を雨から守る ”ビニール製のカバー” で、1,000円~2,000円ほどで購入できます。

安価なメリットはありますが、見た目が良くないのと、素材がビニール製で耐久性に問題があり、コンビニで売っているビニール傘やカッパで草履を覆っているのと同じなので、使用頻度が高いと1シーズンもたずに破れてしまうことがよくあります

そのため、少し値段が張ってでも『雨草履』を調達するか、次に説明する『足袋カバー』で対策するかをおススメします。

 

 

替え足袋・足袋カバー

足袋カバー』は、名前の通り足袋全体を覆う

撥水性能の高い足袋

で、カバーではありますが、そのものが足袋仕様であるのが一般的です。

 

足袋カバーだけ履いていても、見た目上は全然わかりませんが、直接着用すると肌触りが良くないので、本来の用途通り足袋の上に身につけるようにしましょう。

足袋カバーは1,500円~2,000円ほどで十分な撥水性能を有する品を購入できますが、草履自体を水濡れから保護できない点には注意が必要です。

そのため、水濡れに弱い草履しか所持していない方は『雨草履』自体を優先して取り揃える方が雨対策としては効果的です。

替え足袋』に関しては、足袋カバーを履いていれば使用することはほとんどありませんが、何かあったときの予備としてバッグに入れておくと安心できるでしょう。

 

 

手ぬぐい・防水スプレー

手ぬぐい』は

タオルのパイル構造(丸い輪っかが連なる構造)と違って ”平縫い”

しているので

軽い水滴を拭き取るのに適した布

です(タオルより吸水性は落ちるが、速乾性が優れている)。

 

タオルでも代用可能ですが、使用目的は

 ”撥水性能の高い雨コート” についた水滴を払い落とすこと

 ”足袋の水気” を吸い取ること

なうえ、手ぬぐいは

着物に合う和柄が豊富 & 価格も数百円から

と揃えやすいので、コーディネートの一環として手ぬぐいを持ち歩きましょう。(気に入った柄があれば100均でもOK!

ただ繰り返しになりますが、水滴を払う用途としてはタオルでも十分代用可能であり、バッグに入りきらないなどの理由があれば手ぬぐいの新調にこだわる必要はありません

 

また『防水スプレー』に関しても

必ず必要なものではない

のですが、雨脚が強い日には

足袋が雨に濡れる不快感がかなり軽減される

うえ

泥はねによる褐色汚れが大幅に目立たなくなる

ので、草履を脱ぐ可能性がある豪雨日には利用するメリットが大きいでしょう。

なお100均の万能防水スプレーでは十分な効果が期待できないので、ホームセンターなどで ”布専用” の防水スプレーを購入するのがおススメです。

 

以上、簡単に『着物の雨の日対策』についてまとめました。

雨具を揃えるだけで着物の楽しみ方がグッと広がるので、ご自身の目的・用途にあったアイテムを取り揃えて雨の日を楽しみましょう!

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